遠い記憶…
2003年10月25日2年前−10月25日
高校3年だったこの日。いつも通り夕方の4時過ぎに家に帰ってきた。はっきりとは覚えてないがゲームでもしていたのだろう…
時刻は夕方6時過ぎ、1本の電話が鳴り響く。受話器を手にするや否や「おばあちゃんが倒れたの!」電話の向こうから聞こえてくる震えた声。最初は状況を呑み込めなかった…お互いに慌てていて搬送先すら聞かずに受話器を切る。そのまま父、母の職場に電話をかける。父は出張だったことをすっかり忘れていた…母は職場を既に出ていた…きっと買い物に違いない!と確信した自分は自転車で突っ走る。予想は的中した。そして何も買わずに店を出た…帰りぎわ父の携帯の伝言に「おばあちゃんが倒れた」とだけ残す。
消防署に電話をして搬送先を聞き、急いで病院に向かう。嫌な予感はしていた…8年前にも脳卒中で倒れていたから。でもH病院に搬送されたことを聞き、「もしかしたら骨折でもしたのかも」って最悪の状況を考えないよう努めた。しかし到着して…何もかも伝わってきた。倒れた時には心配停止状態…じいちゃんは壁を叩いて「くそーっ」っと叫んでいる…周りは涙目で…いや泣いていた。父も港からタクシーに乗り飛ばして病院へ…一緒に抱き合って声を出して泣いた。それから10分…扉が開き、ダメだったと伝えられた…そして中に通されて、手を握るように言われた。おばあちゃんの手はまだ温もりがあった…涙だけは止まらなかった…たった1時間の出来事。なんだか悪い夢を見ているようで、信じられなかった。
それからタクシーで家に帰り、すぐにおばあちゃんの家に向かう。仮通夜の準備に…おばあちゃんは夕食を作りながら倒れた。今そこに立っている…おにぎりも食べた…おばあちゃんが炊いた最後のご飯で。数時間後には亡骸となって帰ってきた。それからの記憶はあまりない…全てが夢のよう。ただ次の日に葬祭場に向かう前手足を結ぶ儀式の中で、お父さんが「母ちゃん、なんでこんなに冷たいんだよ…」って泣きながら結んでいる姿を今でも鮮明に覚えている。それからは2日間徹夜した…最後の最後まで見守った。
あれから2年、今日で3年忌を迎えた。じいちゃんの家に多くの人が集まって。この2年はなんだか近くて、もの凄く遠く感じる。以前のようには鮮明に思い出せなくなった…それでもあの日のことは強烈すぎて、涙目になることも。今はこれ以上思い出すのは辞めよう…
話は変わって…今日は「妙円寺詣り」の前夜祭が行われた。妙円寺詣りは伊集院町最大のイベントで鹿児島県三大行事の一つでもある。詳しくは明日の日記にでも書くことにして…ちょこっとだけ行ってみた。流石に前夜祭なので人は少なかったが、母校の書道部の作品が入り口に大集合!ちなみに書道部は全国屈指の実力を持っている。近年も「書の甲子園」と言われる大会で全国制覇も経験…全国7位が最近の成績。
ただ歩いて散策しただけだったけど、ちょっと祭り気分を味わえた。明日も時間があれば出かけてみることにしよう。
http://bravely21.hp.infoseek.co.jp/myouenji01.jpg (93kb)
http://bravely21.hp.infoseek.co.jp/myouenji02.jpg (98kb)
やっぱり遠かったですね〜。
ズームがあまりきかないので辛いところです。明日は…人も多そうだし、微妙。ご覧の通り、鎧を身に着けている方が(^^
詳しくは明日に書く予定です。
もう一つ忙しいことが…来週の月曜日は社会政策演習で報告担当なので必死に準備中。まずはレジュメ完成を目指さなければ…ネットで経済財政報告を検索したり…最新データを手に入れるべく!中央官庁のHPを検索しまくってます(笑)
今日は寝られないかも…でもなんだか勉強するのが楽しいです。不安に押しつぶされそうになることもあるけど、頑張って当たって砕けろっ!って気持ちでいます。
高校3年だったこの日。いつも通り夕方の4時過ぎに家に帰ってきた。はっきりとは覚えてないがゲームでもしていたのだろう…
時刻は夕方6時過ぎ、1本の電話が鳴り響く。受話器を手にするや否や「おばあちゃんが倒れたの!」電話の向こうから聞こえてくる震えた声。最初は状況を呑み込めなかった…お互いに慌てていて搬送先すら聞かずに受話器を切る。そのまま父、母の職場に電話をかける。父は出張だったことをすっかり忘れていた…母は職場を既に出ていた…きっと買い物に違いない!と確信した自分は自転車で突っ走る。予想は的中した。そして何も買わずに店を出た…帰りぎわ父の携帯の伝言に「おばあちゃんが倒れた」とだけ残す。
消防署に電話をして搬送先を聞き、急いで病院に向かう。嫌な予感はしていた…8年前にも脳卒中で倒れていたから。でもH病院に搬送されたことを聞き、「もしかしたら骨折でもしたのかも」って最悪の状況を考えないよう努めた。しかし到着して…何もかも伝わってきた。倒れた時には心配停止状態…じいちゃんは壁を叩いて「くそーっ」っと叫んでいる…周りは涙目で…いや泣いていた。父も港からタクシーに乗り飛ばして病院へ…一緒に抱き合って声を出して泣いた。それから10分…扉が開き、ダメだったと伝えられた…そして中に通されて、手を握るように言われた。おばあちゃんの手はまだ温もりがあった…涙だけは止まらなかった…たった1時間の出来事。なんだか悪い夢を見ているようで、信じられなかった。
それからタクシーで家に帰り、すぐにおばあちゃんの家に向かう。仮通夜の準備に…おばあちゃんは夕食を作りながら倒れた。今そこに立っている…おにぎりも食べた…おばあちゃんが炊いた最後のご飯で。数時間後には亡骸となって帰ってきた。それからの記憶はあまりない…全てが夢のよう。ただ次の日に葬祭場に向かう前手足を結ぶ儀式の中で、お父さんが「母ちゃん、なんでこんなに冷たいんだよ…」って泣きながら結んでいる姿を今でも鮮明に覚えている。それからは2日間徹夜した…最後の最後まで見守った。
あれから2年、今日で3年忌を迎えた。じいちゃんの家に多くの人が集まって。この2年はなんだか近くて、もの凄く遠く感じる。以前のようには鮮明に思い出せなくなった…それでもあの日のことは強烈すぎて、涙目になることも。今はこれ以上思い出すのは辞めよう…
話は変わって…今日は「妙円寺詣り」の前夜祭が行われた。妙円寺詣りは伊集院町最大のイベントで鹿児島県三大行事の一つでもある。詳しくは明日の日記にでも書くことにして…ちょこっとだけ行ってみた。流石に前夜祭なので人は少なかったが、母校の書道部の作品が入り口に大集合!ちなみに書道部は全国屈指の実力を持っている。近年も「書の甲子園」と言われる大会で全国制覇も経験…全国7位が最近の成績。
ただ歩いて散策しただけだったけど、ちょっと祭り気分を味わえた。明日も時間があれば出かけてみることにしよう。
http://bravely21.hp.infoseek.co.jp/myouenji01.jpg (93kb)
http://bravely21.hp.infoseek.co.jp/myouenji02.jpg (98kb)
やっぱり遠かったですね〜。
ズームがあまりきかないので辛いところです。明日は…人も多そうだし、微妙。ご覧の通り、鎧を身に着けている方が(^^
詳しくは明日に書く予定です。
もう一つ忙しいことが…来週の月曜日は社会政策演習で報告担当なので必死に準備中。まずはレジュメ完成を目指さなければ…ネットで経済財政報告を検索したり…最新データを手に入れるべく!中央官庁のHPを検索しまくってます(笑)
今日は寝られないかも…でもなんだか勉強するのが楽しいです。不安に押しつぶされそうになることもあるけど、頑張って当たって砕けろっ!って気持ちでいます。
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